2010年10月28日木曜日

MBAカレンダー

Class of 2012のUSKです。
上の絵はMBA Eventカレンダーです(見づらいのが残念ですが・・・)。
学生の端末から、イントラネット又はOutlookで閲覧することができます。
四角の一つ一つが何がしかのイベントを意味しています。
授業以外のすべてのイベントがここに載りますが、おおよそ以下のように分類できます。
1.企業リクルーターによるプレゼンテーション
2.各クラブ主催によるゲストスピーカー講演会
3.Career Management Centerあるいはクラブ主催による就職対策セッション(面接練習、履歴書のブラッシュアップなど)
4.レガシー(クラス)単位の催し
5.ソーシャル(懇親会)
6.先々のプログラム・プロジェクトについての説明会
7.Football、Basketballの試合予定

この1週間だけでもUNCのエッセンスが読み取れますので、いくらか解説をしますと、
10/25 7:00- Microfinance Speaker series: Net Impact主催。UNCの学生はSustainabilityへの関心が強く、自然Net Impactはとてもアクティブな活動をしています。

10/27 12:30- Legacy cup penny wars: クラス対抗で寄付金の獲得高を競います。月1回こうしたクラス対抗イベントが催され、年間獲得ポイントを競いつつクラス内の団結を深めます。

10/29 4:00- GE case competition: 1年生限定の学内コンペです。プログラムの開始月が早い(8月)ので、早期にケースコンペに対応できるだけのスキルが得られます。

10/29 8:00- KFBS/Fuquaの留学生同士の懇親会。Duke Fuquaとは刺激しあいつつも仲良しです。

10/30 Halloween Social: 翌31日がHalloween本番ですが、例年フランクリンストリートは仮装したUNC学生が集い、大変な騒ぎになるそうです。

日々の宿題に終われ、興味あるイベントに出席できない時もありますが、一度きりのチャンスを逃さぬよう、毎朝カレンダーとにらめっこでその日の行動予定を決めるようにしています。

2010年10月25日月曜日

クリッカー

 Class of 2012のKです。

 今回は、普段の授業で使っている、クリッカーというものをご紹介したいと思います。

 クリッカーは下記写真のように、テレビ番組のリモコンを小型化したようなもので、手のひらに収まるほどの大きさです。今年からUNCの授業に取り入れられました。


 毎回授業に持参し、その場で問題を出されてこれを使って解答します。問題は、宿題に関するものや、授業中に習ったもの等が出題されます。このクリッカーは事前に各生徒が登録しており、誰が正解(不正解)したか、また出席しているかどうか瞬時に教授がわかるようになっております。また、この解答率によって教授が生徒の理解の度合いがわかるために、授業を生徒がより理解するためにも役だっております。

 クラスによっては、このクリッカーによる正答率が成績に占める割合が比較的大きいものもあり、各生徒も真剣に問題に取り組んでおります(これがあるため、宿題等も基本的に全部やっていかざるを得ません(笑))。


  ちょっと写真が小さくて見づらいですが、これはあるクラスでクリッカークイズが出された後の写真です。画面には5つ選択肢があり、その場で正解および正答率が表示されます(この問題は私は正解しましたが、クラスの80%以上が正解なのに、数%の不正解を選んだこともあり、そのときは本当に落ち込みました・・・)。


 このクリッカーには賛否両論があるかとは思いますが、このおかげでUNCでの授業はいつもほどよい緊張感が漂っており、いい刺激を受けながら毎日の授業を楽しんでおります。

2010年10月16日土曜日

UNC Basketball

Class of 2012のFです。

フットボールについての投稿がありましたが、入学する前からずっと楽しみにしていた、11月から始まる大学バスケットボールについて書きたいと思います。

2009 年に全米優勝したTar Heelsですが、昨シーズンは20勝17敗、NCAAトーナメントに出場できず、代わりのトーナメントNITでも優勝できず、とよろしくない結果でした(そしてDukeが全米優勝...)。そして去年のチームで一番上手かった選手が卒業を待たず、NBAに行ってしまいました。

しかし今年はチームに全米トップクラスの高校生が入学しました。McDonald's All-American Game(全米トップの高校生が出場するオールスター戦)に出た高校生が3人UNCに進学しています。中でもフォワードのHarrison Barnesは去年の全米No.1高校生です。ちなみにBarnesはBusiness Administration専攻予定だそうなのでビジネススクールの校舎で見かけるチャンスがあるかも、です。

とにかく今シーズンへの期待が俄然高まります。MBAの学生は並べばチケットをもらえるそうなので、クラスメートと試合を見て楽しんで、試合後に街にくりだしてお酒を飲んで大騒ぎするのが今から楽しみです。

2010年10月6日水曜日

Mod I を終えて

1年生のKojiです。

1週間ほど前に珍しく数日雨が降り続いたかと思うと、スイッチが切り替わったようにChapel Hillもすっかり秋めいてきました。朝晩は結構冷え込んでいます。それまでは夏の晴天の下、半袖シャツ、短パン、サンダルで通していましたが、突然の気温の変化にジャンパー等を慌てて引っ張り出して着込んでいます。もっとも、秋とはいえ相変わらずの晴天続きで、澄み渡るCarolina Blueの空に変わりは無く、爽やかな気分で毎日過ごしています。

学校に目を向けると、現在Mod Iの期末試験の真っ只中。本プログラムが始まって間もなく、就職・各種課外活動、授業が並行して続く(結構重いグループ・プロジェクトもありました)中で行われる中間試験の際にはそわそわした感じがありましたが、この1週間ほどは落ち着いた雰囲気が学内全体に漂っている気がします。

授業は無いものの、スタディー・ルームはノートや教科書に頭を埋める学生達で朝から溢れ、カフェテリア等でも一緒に課題に取り組んだり、分からないところを教えあっているグループを多々目にします。私のスタディー・グループでも、自発的に資料をメンバー内で共有したり、事前に配布された想定問題の回答を手分けして準備したり、問題を解くためのモデルを検討しあったありと、試験準備にもチームワークを発揮しています。

チームワークは当スクールの基本理念の1つでもあり、グループ内外を問わずスクール内の学生が非常にチームワーク精神に溢れていることは日々実感できます。とはいえ、実際のグループの中でそれを如何に実際の形にしていくかは各々の行動次第。学期を通じてグループ課題やミーティングの際に積極的に貢献し、ギブ・アンド・テイクの雰囲気を醸成していくことも大切です。

一方、Mod Iを振り返っての印象です。学習環境、スタッフ・教授陣の熱意、住環境等の素晴らしさは入学前の想像を超えるものがありましたが、プログラムについてもよく設計・運用されていると感じています。ミクロ経済学で需要・供給曲線を考察するに際しての統計学上の留意点、債券・株式等の金融商品の価格理論を考察するに際しての統計学上の相関・仮説テストの考え方、或いは会計の授業での財務諸表を基にしたDCFによる企業価値算定、Leading & Managingから各種リーダーシッププロジェクトへの展開、等々。2ヶ月というタイトなスケジュールの中でも、教授陣がお互いに情報を共有し、タイムリーに連携して授業を進めていることがよく分かります。また、各科目の終わりには次のステップとしてMod II以降の科目へのガイダンスもしっかりと示されます。入学前のバックグラウンド、或いは今後のキャリアに関わらず、自分の羅針盤を見ながら履修内容の実践を念頭に複眼的なアプローチで各科目に臨めるので、プログラム全体を通じてビジネスの基礎をしっかりと身に付けることが出来ると実感できました。

何はともあれ、非常に濃密だったMod Iもあっという間に終わってしまいました。期末試験が終わると就職活動イベントに、旅行にと各学生は飛び立っていきますが、Mod IIが始まるまでの2週間、貴重な時間を無駄にすることなく、十分にリフレッシュして戻って来たいと思います。